WindowsXPのサポートが終了しました。
サポートが終了したら、どうなるのか?
今までは、WindowsXPの脆弱性が発見された場合、マイクロソフトからセキュリティ修正プログラムが配信されてきましたが、これからは配信されなくなります。
プログラムが配信されないということは、脆弱な部分はそのままとなるので、危険な状態となります。 ですが、すぐに使えなくなるというわけではありません。 ただ、使い続けるにはリスクが伴うということを理解していただく必要があります。
なお、マイクロソフトから4月9日に公開された最終版のセキュリティプログラムが、今後1年間は提供されるようなので、XPを使い続けるためには、すべてのセキュリティプログラムは適応しておいてください。
まだ、WindowsXPをお使いの方がいらっしゃれば、気を付けて対策してください。
ちなみに、弊社では数年前にWindows7に乗り換えています。
ただ、WindowsXPを利用されているお客様がいらっしゃいますので、XPの端末も数台ですが、お問い合わせや検証用として残しております。
あくまでも、弊社が開発したソフトのためだけなので、LANケーブルを抜いており、社内のネットワークには接続させておりません。
どうでもいい話ですが・・・
WindowsXPが登場したのは2001年。
このころは、インターネットの利用者もまだまだ少なく(5000万人くらいだそうです)、インターネットへの接続はPCが主流で、通信環境といえば、ADSLがようやく1Mbpsに到達したくらい(今考えるとありえない遅さですが、当時はこれでも速かったですね。)です。
それが今では、PCだけではなく、スマートフォンやタブレット、またテレビ等のAV機器からも簡単に接続できてしまいます。通信回線も固定環境だと光回線で1G(1000M)bps、モバイルでも100Mbps位が当たり前になってきてますね。
ちなみに、インターネット利用者は2013年で約27億人くらい(54倍)になっているようです。今では、個人でも簡単にHPやブログを作ることもできるし、TwitterやFacebookとかのSNSも当たり前の時代ですから、利用者も多いですよね。
当時の犯罪といえば、(自分の力を試したいだけの)単独の愉快犯が多かったらしいですが、最近は、金銭目的の組織ぐるみの犯行が増えています。
参考ですが、ネットバンキングにおける2013年の被害額は約14億円。さらに2014年は2月期までですでに約6億円に達しており、このペースで推移すると2013年の倍にもなると予測されているそうです。
怖い時代です・・・
2001年から比べると、13年ですごい進化を遂げています。
個人的な意見ですが、10年以上前に作られたOSが、今まで現役で動いていたことがすごいですね。
よく、この流れに対応できたなと思います。
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